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2018.05.29お知らせ

渋谷地球防衛隊イベントレポート(高校生助成プログラム)

高校生の視点・言葉でわかりやすく学ぶ楽しさをビッグツリープロジェクト Mission1 きっかけの種をまけ

ワン・ワールド・フェスティバル for Youth2017

高校生のための国際協力・社会貢献活動助成プログラムにて
優秀賞を受賞した大阪府立渋谷高校チームのプロジェクト
イベント実施レポートです

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ご報告

2017年度ワン・ワールド・フェスティバルforYouth高校生助成プログラム(協賛:リタワークス株式会社)で見事採択されました「渋谷地球防衛隊」のイベントが、3月29日(木)にグランフロント大阪タワーA21階Open Innovation Biotope “bee”にて開催されました。

イベントの詳細は株式会社オカムラ関西支社Open Innovation Biotope “bee”のウェブサイトをご覧ください。
http://workmill.jp/bee/report/20180329.html

第1部 14:00~15:00ビッグツリープロジェクト Mission1 きっかけの種をまけ「そうだ、グランフロントで異国の文化を食べて聞いて考えよう


高校生目線、高校生の言葉で、「多文化共生」について同世代に分かりやすく伝え、解決にむけたアクションにつなげるというミッションをもって、イスラム教について学び、イスラム教徒の方が住みやすい日本について考えました。

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①イスラム教って?? 発表者:渋谷地球防衛隊の山田さん
イスラム教の歴史、イスラム教が生まれたきっかけ、食文化の違いから生じたインド大反乱など、歴史と事例を織り交ぜながらわかりやすく説明しました。イスラムでは常識でも日本の若い世代にとっては初めて知ることばかり、皆さん興味深く聞いていました

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②イスラム教の食文化 発表者:渋谷地球防衛隊の矢野川さん
次は、食文化を通じてイスラム教を学びました。イスラム教における断食のきまりやハラール、なんとなく知っていることも詳しい説明をきくことで理解が深まりました。もちろん、イスラム教における断食はダイエットが目的ではなく、空腹に耐えて自分の欲望を制する自己鍛錬、食べ物への感謝、そして貧しい人に心を寄せることです。
イスラム教徒の方の食材は「ハラールマーク」がついており、日本でも少しずつ数が増えてきていますが、まだまだ他国に比べると少なく、それがイスラム教徒の方が日本に滞在しづらい原因になっていることも説明がありました。

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③海外のイスラム教徒から見た日本 発表者:渋谷地球防衛隊の小野さん
海外のイスラム教徒にとって、日本はどのように思われているのでしょうか?イスラム教徒の人口は16億人といわれ、世界人口の4人に一人はイスラム教徒、アジアでは全体の60%を占めています。また、日本人は、テロなどのイメージが先行し、他国と比べてイスラム教徒と接する機会が少ないことから、イスラム教徒のことを怖いと思っている人も少なからずいるのではないでしょうか。渋谷地球防衛隊のメンバーは、神戸のモスクを訪ねてイスラム教徒の方と接し、実際に話す中で誤解や偏見が多いことを痛感したと報告がありました。

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ワークショップ
みんなで考えよう「あなたが総理大臣だったとしたら!」

イスラム教徒の方々にとって、ハラール食品も礼拝所も少ない日本、戒律を守って生活する信徒の方々には住みづらい国でもあります。では、スラム教徒の方々が自分たちの宗教を大切にして生活をするために、私たちはどのような配慮が必要になるのでしょう。参加者の中には、小学生から大学院生、そして会社員の人もいましたが、イスラム教徒の方々の立場に立ち「日本の多文化共生」にグループごとで考え、最後は「総理大臣の公約」をまとめて発表しました。

第2部 15:10~15:40
「そうだ、もう一度保健体育の教科書から、SDGsを考えてみよう!」

話題提供者 大阪大学COデザインセンター林田雅至


最後に、大阪大学COデザインセンターの林田教授から、「Sustainable DevelopmentGoals(持続可能な開発目標)」通称SDGsの視点で、私たちが目指すべき「社会」について、一緒に考えてみました。多文化共生もSDGsを実現するための重要なテーマです。

(詳細PDFはこちら:「そうだ、もう一度保健体育の教科書から、SDGsを考えてみよう!」

長時間にわたるイベントでしたが、渋谷地球防衛隊が「楽しく、分かりやすく」伝えることを大切に、皆が一緒に考え、そしてアクションにつなげる仕組みをしっかりとリードしました。渋谷地球防衛隊の活動はまだまだ続きます、次の機会にまた皆様にお会いできることを楽しみにしています。


※このイベントを開催するにあたり、リタワークス株式会社の皆さま、株式会社オカムラ関西支社の皆さま、そして大阪大学林田雅至教授から、ワンフェスforYouthの趣旨にご理解をいただき、高校生たちの活動を応援いただきました。

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協賛:

リタワークス株式会社 RITAWORKS .inc

https://ritaworks.jp/index.html

協力:

株式会社オカムラ・WORK MILLプロジェクト

Open Innovation Biotope "bee"

http://workmill.jp/

http://workmill.jp/bee

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